■エミュレータの歴史
ここでは、私が知っているかぎりのエミュレータの歴史をお話しようと思います。エミュレータという言葉は雑誌等で耳にしていたのですが、私が初めて製品名を聞いたエミュレータは「X68000用のX1エミュレータ」でした。当時私はX68000を持っていたのですが、「X68000でX1のプログラムが動くの?CPUもぜんぜん違うのに?」と信じられませんでした。実際試すことはできなかったのですが、結構実用的な速度で動作していたようです。また当時草の根ネットでは当時としてレトロゲームと言われるはるか昔のアーケードゲームをパソコンで再現するエミュレータも一部の人達の間で流行っていたようです。特にX68000には強力なプログラマーが多く、マッピー等のファミコンゲームが有志の手によって移植された擬似シングルエミュレータのようなものもありました。
(実際エミュレータだったのか、それとも1からプログラミングしてあったものなのかは不明。)

人生で初めてのエミュレータ体験
私が実際に触れることができた初めてのエミュレータが手にはいりました。そのエミュレータは「PC9801用のMSXエミュレータ」です。当時PC9801はまさに国民機、WINDOWSがまだ実用的でなかった時代ですから、MSDOS用のエミュレータの設定には苦労しました^^;
しかも、当時の標準CPUは80386というCPUだったんのですが、MSXエミュレータを実機と同等のスピードで動かすにはペンティアムクラスのCPUが必要とのことでした。(当時ペンティアムCPUはまさにユーザー憧れの超高速CPUとして、ペンティアム搭載のパソコンはたいへん高価でした。)私のパソコンは80486SLCというアップグレード用廉価版CPUだったのですがそれでも、スピードはでないながらPC9801の中でMSXの画面が動作してることにかなり感動したものです。

そして月日はながれ、インターネットが一般に普及し、Windows95が主流になってきたころ、あるエミュレータを発見しました。その名はうろ覚えではありますが「INES」と言う名前のファミコンエミュレータだと思います。現在のエミュレータに比べればまだまだだったのですが、その完成度には当時驚いたものです。その後エミュレータのことを調べ、いくつかのファミコンエミュレータを入手し動作させてみましたが、使い勝手はともかくとしてまさに実機と見間違おうかという精度で動くゲームもありました。
その後有志の手によって、各ゲーム機のエミュレータのバージョンアップが繰り替えされ、80年代の家庭用ゲーム機エミュレータはほぼ完成に域に達しているようです。

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